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2023.02.13

乳児のむし歯について

むし歯のなり方

むし歯のなり方

むし歯は虫歯菌によってによって引き起こされていることはご存知でしょうか?

お口の中にはに生息するさまざまな細菌のが生息しており、それらの細菌の中にはむし歯や歯周病になる細菌も含まれているのです。特にむし歯を誘発するむし歯菌は「ミュータンス菌」と言われています。このミュータンス菌が食事や飲み物に含まれる糖分を餌として成長していきます。その成長過程でミュータンス菌の周りにネバネバした物質を出し、そのネバネバ物質が「巣」となるプラークになっていきます。そしてこのプラークの中で細菌は酸性になり、その酸が歯を溶かしてむし歯を作っていくのです。実は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはこの「ミュータンス菌」は存在していないという事はご存知でしたか?

むし歯菌を乳幼児にうつさないようにする。

むし歯菌を乳幼児にうつさないようにする

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはミュータンス菌が存在しないのでむし歯にはならないはず。でも、大きくなるにつれてむし歯になってしまう原因について少しお話しましょう。

まず、一般的にミュータンス菌が発生する時期は離乳期に入った頃だと言われています。離乳期に入り、離乳食を与える際の保護者のちょっとした行為がむし歯を作る原因とされています。

保護者のちょっとした行為

  • 離乳食を与える際に自身が使っているカトラリー(フォーク、スプーン、箸など)で与えたりしていませんか?
  • 食べ物を口移しで与えていませんか?
  • 暖かい食べ物を冷ます際にフーフーと息をかけていませんか?
  • キスなど過度なスキンシップは行なっていませんか?

上記リストにあげた行為は実は大切な赤ちゃんのお口の中にむし歯菌を運んでいる原因と考えられています。できれば、同じカトラリーを使用しない、口移しで食べさせたりしないようにしてあげてください。そして保護者の唾液が赤ちゃんの口の中に混入しないようにしてあげてください。できれば食器なども別の物にしたほうがいいとも言われています。

保護者ができること

無菌環境で育てるのは非現実的。

しかし、現実的に毎日の生活で無菌環境で赤ちゃんを育てるということは難しいものです。そして、過剰に神経質になりすぎてストレスを抱えることによって育児に支障が起きるのも問題です。そうならない為には保護者はどうすればいいのか?それは、想像以上に難しいことではありません。一番の近道は、まずは保護者の口内環境を健康にするのです。まずはむし歯治療をしましょう。そして、日々歯磨きやデンタルフロスを使用し口内を清潔に保ち、規則正しい食生活を努めるなど、生活習慣や口内ケアを見直すことが手っ取り早く、保護者ができるむし歯にならないようにする1番の近道だと考えています。むし歯菌が移らない口内環境を作ってみましょう。

むし歯に注意したい時期

むし歯に注意したい時期

むし歯になりやすい要注意時期

2歳前後には乳臼歯が生え始めて、食べられる物も増えてくるのこの時期。この要注意時期と言われています。この時期に入ると甘い嗜好品も口にするようになりがちです。できればこれらの嗜好品を与えるのは遅ければ遅いほうがいいでしょう。

この要注意時期にむし歯が少なかった子供は、その後も虫歯菌の保有も少なく虫歯になりにくい傾向にあると言われています。そしてこの時期から歯が生えてくると同時に食後の歯磨きの習慣に慣れさせるも大切です。口の中に物が入る事を嫌がる時期かとも思いますが、保護者が丁寧に綿棒やガーゼなどで隅々までケアをしてあげてください。幼いお子さんはどうしてもきちんとした歯磨きができないので、周りにいる家族みんなでサポートしてあげてください。

お子様のむし歯に関する相談は「小児歯科」で早めに診察してあげてください。

家族みんなでむし歯リスクを減らしましょう

家族みんなでむし歯のリスクを減らしましょう

大切なお子様の歯を守ってあげましょう

上記でもお話しいたしましたとおり、お子様の歯は周りのご家族全員で守ってあげてください。ご家族全員が定期的に歯科医院で定期検診を受けて虫歯の治療や普段の歯磨きなどの家庭での口内ケアを心掛け、健康的な口内環境作りを意識することがむし歯の感染リスクを減らし、家族全体が健やかな生活づくりにつながっていくのです。

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